プロレスラーに必要な力として見ている人たちを惹きつけけることがある。技の凄さや体の大きさによるものもあるけど、そうではないもので惹きつける選手もいる。この6人タッグ王座戦はそんなことを強く感じさせる選手が2人いた。
1人目は世界最大の団体でもあるWWEで何年も活躍し、今では全日本プロレスに所属しているTAJIRI選手で一挙手一投足で人を惹きつける。緩急の付け方と独特の表情がたまらない。
そんなTAJIRI選手がイジることでも元々のキャラでも見ている人を惹きつけたのが怪我から復帰してから初めての王座挑戦であった立花誠吾選手で、試合前からベルトを大事にしないことに対して揉めた上でヤンキーキャラの紫色のスーツを脱ぐときに「サラリーマンの朝みたい!」と観客が満場一致で同意するツッコミをTAJIRI選手から受ける。
WRESTLE-1時代からヤンキーキャラで注目を集めることも多い選手だけど、足の太さから本人の努力確かな努力が伝わってくる。TAJIRI選手からヤンキー座りを引き出すのもこの選手の魅力もあるのだろう(もちろん、TAJIRI選手の嗅覚がすごいのだけど)。
脇を支える児玉裕輔選手の華麗さとヨシタツ選手の説得力のあるキックもいい感じでスイングしていた王座戦だった。
最後は立花誠吾選手がSTOからえびす落としで王座奪取した。歓声の大きさから観客の嬉しさも伝わってくる試合だった。
最後のスリーショットは立花誠吾選手を見守るパートナーの2人も含めて嬉しそう。
7月22日(木・祝)後楽園大会
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。