管首相小沢さんへの発言への疑問、その社説、人間と日本を考えるオピニオン～2011年1月5日の朝日新聞で気になった記事～

家で取っている新聞が朝日新聞に1月から変わったのでちょっと気になった記事があったら書いていこうかな。の3回目。
①1面など　管首相
　管首相が年頭で小沢さんに対して発言を強めた事に関する記事。管さんよ。何がしたいんだよ。小沢切りが露骨すぎないかな。「政治倫理審査会に出席しろ。」と言い、小沢さんが「出席する」と言ったら「（強制起訴になったら）政治家としての出処進退をはっきりすべき」だそうだと。じゃあ、強制起訴の議決がされた時に管さんはそう言うべきではなかったのかな。ただの小沢いじめしか見えない。もっとやることをやってくれ。国民はそんな事望んでない。
「首相バッサリ「小沢切り宣言」　年頭会見、自ら発言練る」
http://www.asahi.com/politics/update/0104/TKY201101040399.html
②3面　社説
　んで、上の小沢さんの問題も含む年頭会見について。「平成の開国（TPPなど）」と「消費税引き上げを含む税制と社会保障の一体改革」についてに多くの行数を使っている。それは良いことだと思う。本当の政策課題なので。しかし、その社説の最後には「環境を整えるために小沢さんの政治倫理審査会を行うのがすべての出発点」としている。
　絶対におかしい！別にそれをしなくても政策の話をするだろう。だって、自民党などは小沢さんの政治倫理審査会の出席よりも仙石さんと馬渕さんが辞めないことに関する批判の方が強いのだから。それに対して疑問をなぜ、呈しない。
　そして、「平成の開国（TPPなど）」や「消費税引き上げを含む税制と社会保障の一体改革」政策課題よりも「小沢切り宣言」として1面に見出しを付けたのはなぜ？社会へ情報を提供することを行う新聞として恣意的すぎやしないだろうか。タイムテーブルとして「管首相、「脱小沢」の軌跡と今後の主な政治日程」と書いている。その軌跡を見て行き当たりばったりだとは思わない？悪意すら感じるのは自分だけ？確かに小沢問題は面白い。だけど、それを重視過ぎるのはどうなのかな。分かりにくい、難しい問題をしっかり取り上げるべきではないの？
「首相年頭会見―本気ならば応援しよう」
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
③23面　人間多様性の国
オピニオン面で劇作家の宮沢章夫さんが「人間多様性の国」として、「論劇」を書いている。人間の多様性が損なわれる危惧を書いている。本当に良い記事だと思う。とにかく読んでほしい。