日本の知識人の一人である筆者がどうやって世界をとらえるのか。ということについて、多角的に述べている。終戦後の日本人はアメリカを通してしか、世界を見ていない。ということを指摘した上で、固定観念からの脱却、ネットワークで考える、今の自分たち、そして、「知」について。
それぞれの章において、書かれている様々なエピソードは豆知識として役立ちそうであるだけではなく、物事の違った捉え方を開いてくれるもので、ペリー来航以前のロシアとの関係についてや、抗議と狭義の「チャイナ」、「バーチャル国家」についての記述はそれにふさわしいし、当時の鳩山由紀夫総理についてはなつかしいながらも、もっと粘ってくれても良かったかな。なんて思ったりもする。そして、「知」についての言葉は素晴らしい。これだけで、☆5つの価値があると感じた。
P197 わたしたちは、「世界を知る」という言葉を耳にすると、とかく「教養を高めて世界を見渡す」といった理解に走りがちである。しかし、そのような態度で身についけ教養など何も役に立ちはしない。世界を知れば知るほど、世界が不条理に満ちていることが見えてくるはずだ。その不条理に対する怒り、問題意識が、戦慄するがごとく胸に込み上げてくるようでなければ、人間としての知とは呼べない。たんなる知識はコンピュータにでも詰め込んでおけばいい。
学んでいる全ての人が意識しないといけないことだし、それを全ての人が失った瞬間、人間の価値はなくなる。そんなことを思った。最近、評価が甘い気もするけど、この言葉に☆5つ。
思うことがあったり、良いと思ったり、反論があったり、おかしいと思うことがあったり、質問があったり、言いたいことがあったり、
同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩
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