マキタスポーツさんの素晴らしい十年目のプロポーズの手紙<Podcast 小島慶子 キラ☆キラ 2011年07月08日(金) 水道橋博士 ペラ☆ペラ>より。

10年に1回の話としてマキタスポーツさんが行った10年目の結婚式の話を水道橋博士がしてました。その中で、10年前に結婚式を挙げなくて、10年経って初めて行ったものらしい。

最後にマキタスポーツさんが奥さんに読んだ手紙を朗読していたけど、素晴らしい文章なので。(書き起こしなのでミスがあるかもしれません。)

のぞみへ

10年前、結婚式を挙げられなくてごめんなさい。なんとなく始まってしまった結婚生活だけど、いろいろ大変な思いをさせたね。まだ10年なのか、もう10年なのか分からないけど、日々、刻一刻とこなす毎日が、実は本当に大切でかけがえのないものだと思っています。

ところで皆さん、結婚10年目で初めての結婚式を挙げることは実はこれからの人たちにおすすめしたい方法かもしれません。契約更新をするように、今ここで、あと10年、一緒に居られるか見直すのです

(中略)

思えばこの10年の我々の歴史は、マキタスポーツの将来を信じたあなたの才能に報うための10年だったと思うのです

(中略)

あなたは心を病み、体を痛め、悲しみに耐えた。あとは売れるしかないというけれど、本心を言えばあなたの信用を得るための月日だったのかもしれません。

我々芸人はともすれば一番身近にいる人を一番幸せにできない矛盾を抱えています。そして、それを言い訳にしがちでもあります。誰かの笑顔が欲しくて、あなたの笑顔がなくなるのなら、それは僕が目指した笑いではない。だって、誰からもほめられる芸人で居たかったはずだったんだもん。のぞみ、俺売れるよ。幸せにするよ。売れる曲が出来たからその印税で幸せにするよ。大丈夫。Jポップを研究したら、「つばさ」、「さくら」、「とびら」、「きせき」というワードを入れときゃー、売れるって分かったから。不安?だから、大丈夫。少なくてもここに来てくれた人達は絶対、一人五枚はCD買ってくれるよ。

そして、「10年目のプロポーズ」を流す。いい曲かも。ギリギリPodcastは聞けるかも知れないのでぜひ、聞いてみてください!

「我々芸人はともすれば一番身近にいる人を一番幸せにできないという矛盾を抱えています。」は名言かもしれない。

「小島慶子キラ☆キラ」
http://www.tbsradio.jp/kirakira/pod/index.html

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。