やっぱり充実しているけど、面白いかと言われたら微妙。「週刊東洋経済 2011年 6/25号」

無料定期購読４冊目。今回は「不眠・うつ・不眠症になる前にやるべきこと　ストレス全対策」が一番の特集。２つ目の「危機は前倒しになった正念場のゴルフ界」もおもしろかった。
ストレス対策はどういう風にストレスを管理するのか。という対処療法に限られていたのが残念。そのストレスの根本治療、ストレスを受けても頑張れるような気持ちになるにはどうすればいいのか。という視点がないようにみえてしまったのが残念。でも、睡眠術や、ストレッチ、メンタルトレーニングから、危機後のストレス管理として震災ストレスやボランティアのストレスについて幅広く語られていたのは良い。自衛隊でのストレス管理は体育会系と言われる職場に応用できるかもしれない。
本の紹介ではシステムインキュベータ会長の堀紘一氏の「コンサルティングとは何か」が読んでみたいと思う。インタビューだけでも「JALはあきれた会社の１つだった」「ソニーの収益がおかしくなるのは当然」「ホンダはいい会社だったが、平凡な普通な大企業になったのではないか」と語っている。もっと読んでみたい。また、雑用や下働きについての向き合い方について、ロシア大使館でトイレ掃除までした佐藤優氏が語るのは参考になる。「誰かがやらなくてはならない仕事」だと納得することについて話している。やっぱり充実しているけど、面白いかと言われたら微妙。3,4ぐらいなので☆3つ。

週刊東洋経済 2011年 6/25号 [雑誌]

東洋経済新報社 ( 2011-06-20 )

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