「現代のゆるい仏教の超入門書」というのが、この本の紹介になるのかな。仏教の入門書として認めていいのか。ということには疑問がついてしまうかもしれないけど。
仏教のいろんな「仏(ほとけ)」をかっこいいイラストと分かりやすいというか、ゆるい語り言葉っぽい書きぶりで紹介したもの。
仏教のテキトーさと、色んな仏様に触れることができる。かなり参考文献があるので、間違った記述はないと思うけど、固っ苦しい説明ではなく、ゆるく分かりやすくした説明に著者の気持ちがものすごーく入った感想とかっこいいイラストでそれぞれの「ほとけ」についての1つの説明となり、それが28の「ほとけ」についてなされている。
まあ、輪廻転生につながる、六道輪廻や戒律についてのコラムも読んでいて楽しい。クンダリニー・ヨガという性欲を利用して悟りを得る修行法も捨てがたいけど、一番おもろいなぁ。と思ったのは、「地獄の司法府、閻魔王庁」(P98)と「地獄の書記官である 司録」(P100)の話。閻魔王庁の記録官が司録。
今のどの裁判よりもすばらしい裁判所だ!と思ってしまったのが、この閻魔王庁。ま、ここまで筒抜けだったら怖いな。と思いつつ。詳しくは読んでほしい。
くだらないと言われてしまうのかもしれないけど、ほどほどに楽しめたので☆4つ。
1、 仏教に少し触れてみたいとゆるく考えている人、
2、 ふざけているけど、真面目なことを取り上げた本を読みたい人、
3、 仏教のエロに興味がある人
におススメ。
エピローグでは仏教の成り立ちも学べる。
思うことがあったり、良いと思ったり、反論があったり、おかしいと思うことがあったり、質問があったり、言いたいことがあったり、
同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩
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