(この『おおきく振りかぶって』というマンガについて、
1冊ずつ書いていき、出来ればそれ以上のことも考えてみようと思うので、
ブログのカテゴリーに『おおきく振りかぶって』を追加しました。)
21世紀を代表する!?高校野球マンガの第2巻。1巻から続いている主人公が
前に所属していたチームとの試合の決着がつき、チームが出来ていく
次の段階に進んでいく。そして、キャッチャーが持っているピッチャーへの負の意識に
つながったであろう、“サイテーの投手”が出てきた所で2巻は終わる。
捕手のリードに関する理論も試合が進むに連れて深みを増し、
科学的なパートでは集中と心の関係から瞑想の必要性につながる。
「瞑想が大切」という事は言われているけど、その理由はあまり知られていない。
というか、分かりやすく説明したものを見たことがなかった。
その「なぜ、瞑想が大切なのか?」ということについて、
物凄く分かりやすく語られる。そして、瞑想の方法も。勉強になります!
そして、主人公の投手と捕手の物語がほとんどだった中、
野球センスが抜群な4番バッターや
優しい二塁手とかもキャラクターが浮かび上がってきた。
でも、まだ投手と捕手に描かれているパートが多い。
投手にオレと組んでいれば良い思いを「味あわせてやる」と上から言うけど、
試合後は「尽くす」と言い、最後は元相方の投手を「サイテーの投手」と言い切る。
こんな人間の感情の移り変わり、一面的じゃない部分を細やかに描く。
その細かさがやっぱり魅力。☆4つ。
「オモシロそうなチーム」の物語が続いていく。深まっていく。
そのことを期待させる。
思うことがあったり、良いと思ったり、反論があったり、おかしいと思うことがあったり、質問があったり、言いたいことがあったり、
同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩
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