「お前の投げる試合は全部キャッチャーやる!」と投手に自信をつけさせるために
言い切った捕手。そして、それを聞いた、自分にものすごく自信のない投手は
初めて自らを肯定する。良いことだけど、危うさをはらんでいる。
それに気付かないまま、ひとまず約束をします。
スポーツじゃなければそんな約束をしたことがあるかもしれない。
恋愛とか、親との約束とか。そんな心を乗せた約束がとりあえず、
いい方向に向かっていきます。
先を知っている人にはキーポイントとなる約束がこの巻ではなさせる。
そして、前の巻のラストで「サイテーの投手」と言われた投手の心が少しずつ見えてくる。
「サイテー」と捕手にみなされた理由が語られていく。
投手が「サイテー」になるにはそれ相応の理由があるし、
「サイテー」を受け止めようとした捕手は傷つき、まだ、モヤモヤがある。
そして、なんとなく見えてきた明らかになった
それぞれの気持ちが今後のストーリーに効いてくる。
誰が悪いわけでもない、いろんな行動と気持ちの絡み合いのスタートがこの3巻。☆4つ。
これから野球の世界、試合などがメインに描かれていくので、少し離れる人間関係の語り。
それぞれの選手の性格が一応分かることで試合中のプレイや考え方をリアルに感じる。
そのためにそれぞれの性格がなんとなく描かれている。
「浮いてんのやなんすよ」という「サイテーの投手」の言葉。
高校で部活が上手くいかなかった自分には重い言葉。
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小檜山 歩
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