芦田愛菜がなりたいお仕事らしいですね。『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(1)』(草水敏, 恵三朗)

 

妹に聞いて調べてみたら本当にそうみたいです。

そのお仕事は病理医。

血液、排泄物、細胞、体液などを分析することで病気の原因・過程を診断する専門の医師のこと。らしい。

お医者さんなのにスーツ姿で院内を歩いて各科からは妖怪カンファ荒らしと恐れられ、病気には必ず原因と機序(しくみ)があるという基本を絶対に外れず、どんな相手でも言いたいことはいう岸 京一郎(きし けいいちろう)という病理医が主人公。

ヤブ医者と抜かした医者の元へと戦いに行くクセのある医者はなんだかかっこいい。

胃炎と肺炎はゴミ箱診断とか目の前の事象に囚われて他の可能性が見えなくなるサットンの法則に当てはまる”サットン先生”の話とかは病院に行く自分としてはちょっと怖くなる。

末期がんの男性と緩和ケアのお話。自分がどうなったらどうするんだろうと考えながらも。「今、死ぬとしたら」という質問に「経験してないやつに答えられない質問」だと即返す岸先生はかっこいいっす。

【次の本】

『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(2)』(草水敏, 恵三朗)

読み応えもあるし、続きが気になる作品です!



【手に入れたきっかけ】

Kindleの無料お試しキャンペーン!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。