高い自転車って本当にお尻がいたくなるんでしょうか。乗ってみたい。とりあえず、自転車が欲しい。自転車に乗れば何処へでも行けるような気がした頃があった。
大学生の頃に乗っていた自転車を後輩にあげてから自分の自転車がなくなった。会社員になってからも実家暮らしで家から15分の駅からの電車通勤だと、自転車がなくても生きていける。ただ、たまに妹の自転車を借りて乗ってみると、懐かしさを感じざるを得ない。
中学生の頃、買ってもらった自転車で友達と遠くまで行ったり、一人でワクワクしながら発売日にゲームを買いに行ったり。自転車があることでどんなところへも行ける気がしていた。
東京が嫌いな東京の女の子、加藤さんと、東京が好きな沖縄出身の女の子、島野いるか。どちらも高校一年生。
練馬区の一点を除いて平凡な高校で始まる物語。平凡じゃないのは、部活の設立にとてつもなく寛容な点。ドリンクバーテンダー部、すれちがい通信ヒッチハイク部、見切れ部にレンタル彼女部まで。
そんな中、2人が入ったのは自転車天使部。東京を自転車でぶらぶらするだけの部活。
東京嫌いな加藤さんは迷うことも嫌い。行き先を設定し、スマホで迷わずに行動する。そんな加藤さんから自転車天使部の先輩はスマホを取り上げる。理由は迷えなくなるから。そんな中見つけたのは隠れ家的な神社。
迷うと思わぬ発見がある。まだまだ知らない東京を見つけに自転車に乗って出かけてみよう。
【手に入れたきっかけ】
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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