最近の学生は本を読まないと嘆く大学教授の話をたまに目にしたり、聞いたりしてる。
国内であれば丸山眞男、芥川龍之介、海外であればマルクス、サリンジャーなど。理論書、物語の両方で”教養人”として読むべき本があるはずなのに読まれていない。
当人たちは読むべき本が分からないのが現状なんだろう。ならばということで、池上彰が”世界を変えた10冊”を紹介している。ここから読み始めて見るのも悪くないでしょう。
1冊目は「聖書」ではなく、「アンネの日記」
『アンネの日記』、『聖書』、『コーラン』、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、『資本論』、『イスラーム原理主義の「道しるべ」』、『沈黙の春』、『種の起源』、『雇用、利子および貨幣の一般理論』、『資本主義と自由』が紹介されている10冊。
世界で一番広く読まれている本である『聖書」が最初に来るかと思っていたら、違っていた。『聖書』は2冊目・
1冊目は『アンネの日記』というのが池上彰の色なんだろう。とっつきにくそうだったり、内容を全く知らない人向けに池上彰の”分かりやすい”内容の解説とそれらがどう”世界を変えた”のかまでが言及されている。
説明を読んだ上で一冊ずつ読んでいくといいのではないでしょうか。
宗教に関する本と経済に関する本が多い中、宗教についてはそれぞれの本が立つ立場を紐解く作業を行い、経済については理論の軽い説明ののち、その経済理論に関する自らの視点を提示している。
私自身、紹介されている本のうち、半分ぐらいしか触れたことがないのでこれを機に読んでみようかと思った。
【手に入れたきっかけ】
Kindleのキャンペーンで気になったので。
【オススメ度】
★★★★☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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