総合職共働き人事コンサルのブログ

ベンチャー企業に内定をもらったらすぐにやっておいたほうがいいこと2つと考えとくこと2つ

 

この2つと2つです!

<すぐにやっておいたほうがいいこと>

1)とりあえず、早くインターンで2週間ぐらい働いてみる
+α)ベンチャー界隈に詳しい人たちにその会社の評判を聞いてみる

<考えとくこと>

2)次のステップをどうするのか考えとく
3)外国語を活かしたい人は外国語についてどうするのか考えとく

ベンチャー企業から大手コンサルに転職したキャリアなのでベンチャーに入ろうと思っている方からベンチャーに入ることについてどう思うのかを聞かれます。

ベンチャー企業の定義は難しいですが「創業から10年以内」もしくは「自らベンチャー企業を名乗っている」ということにしましょう。

特にそこそこの大学に入って周りが大手企業に就職するか大学院に行く人がほとんどでベンチャーに行く人が少ない大学だと余計に悩むようです(ちなみに私の大学もそんな感じでした)。

私自身、ベンチャーがファーストキャリアだったことについて後悔をしたことはないですし、良かったと思ってるのですが、人それぞれなのでミスマッチを”できるだけ”避けるために最初に挙げた4つのことをおすすめします。

すぐにやっておいたほうがいいこと

とりあえず、早くインターンで2週間ぐらい働いてみる

これはホントにおすすめというか必須です。

ベンチャーといってもメガベンチャーから小さいけど将来性に溢れているベンチャー、ベンチャーという名のブラック企業や中小企業まで玉石混交なんですよね。

で、その会社で働くことがホントにいいのかを判断するには働くことが一番です。一般的な大手企業は入社まで働かせてもらうことは難しかったりしますが、ベンチャー企業と呼ばれる会社の多くではアルバイトのような形で働かせてもらえることが多いです。
(無償の場合もあるかもですが…)

選考の中で1 Dayインターンとかはあるかもですが、”なんちゃって”であることが多いですし、実際に働いている人は発表の場にだけ来て実際に働いている人と実際の業務を一緒にやることはできないことがほとんど。

そんな中で入ってみたら全然違った…ってこともあるので、できるだけ内定期間中に働いてみてちょっとどうなんだろうと思ったら考え直してもいいと思います。

(ホントは大手企業もこれができればミスマッチも減ると思うんですけどね…)

ベンチャー界隈に詳しい人たちにその会社の評判を聞いてみる

プラスアルファにしたのはベンチャー界隈に詳しい人達が内定先のベンチャー企業しかいない場合は意味ないですし、1つ目で実際に働いてみて働いていけるとおもったら必要ないかなぁと思うからですね。

大学の先輩などにベンチャー界隈で働いていて内定先ではなければその会社の評判は聞いてみましょう。横のつながりがそこそこ強いベンチャー界隈だとけっこう情報を持ってたりします。

考えとくこと

次のステップをどうするのか考えとく

気が早いですがこれも大切です。

大手企業に入ると(時代は変わりつつありますが)会社を辞める前提で話すことって少なかったりします。でも、ベンチャーで働いていると同世代の人たちも先輩たちもたくさんの人達が「起業したい」とか「独立する予定」と話していてそう思わない自分との違いに悩んだりします。

ジョブローテーションをこなして一定の評価をもらうことを目指せば道が開けていく可能性が高い大手企業と違って自分の今後を自分で考えないといけない範疇が大きいベンチャーだからこそ、働いてそこそこ慣れたらどんなことをしたいのかは考えといたほうがいいです。

外国語を活かしたい人は外国語についてどうするのか考えとく

2つ目に近いですが、大切です。

日本国内で拡大していくことを目指している状況の会社の場合、英語を含む外国語使う機会はほぼなかったりします(プログラミングが英語とつながるのではないかというツッコミは置いておいて)。

国際的な大学や学部で勉強して海外で働いてみたいとか外国語を使って働いてみたいという人にとっては使う機会がとっても限られることもあるので、その言語を使うチャンスがあるのかを確かめてなかったらその点を受け入れられるかを考えたほうがいいです。

 

ここまで書くと私がベンチャーに入ることに反対しているように思われるかもですが、そんなことはないです。

大手企業と比べるとインターンなどで実際の情報を得る機会を作ることはできるはずですし、積極性があればいろんなことに取り組めるベンチャー企業は就職先の1つとして魅力的です。

でも、親や周りからホントにいいのかと言われて不安になる人も多いでしょうし、大企業は規模によってそこそこ”だいじょうぶ”だと思えるでしょう(実際は”だいじょうぶ”かわかりませんが)。

ベンチャーの場合、”だいじょうぶ”だと思えなかったり、”だいじょうぶ”ではないこともゼロではないのでできることは入社前にやっておくといいよぉということでこんなことを書いてみました。

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。