人類史上最も心が貧しい人類・「ニジュウイッセイキジン」として未来の教科書に載らないために。『100,000年後の安全』

原発から生まれる放射性廃棄物の危険を描いた衝撃の話題作！！
圧倒的な映像美で放射性廃棄物の最終処分をめぐって未来の地球の安全を問いかける
世界中の原子力発電所から排出される高レベル放射性廃棄物が、暫定的な集積所に蓄えられている。フィンランドでは、世界で初めて、高レベル放射性廃棄物の「永久地層処分」建設を、国会が承認した。完成の22世紀に向けて、その巨大な地下都市のようなシステムを建造し続けて行く。それでもなお、安全が保証されたわけではない。１０万年後の人類がその施設の危険性を理解するだろうか。どうすれば確実に警告できるのだろうか。国家をあげて、放射性物質を人類から隔離するための政策を検討しているフィンランドの姿勢に、今の日本の我々も、学ぶところがあるのではないか。

というのが、Amazonの説明です。
『100,000年後の安全』
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未来への映像。というキャプションが流れる。そして、雪の中。埋蔵場所が紹介される。あるものの。
「この場所への侵入はご遠慮ください」
「ここに近づきさえしなければあなたは安全です」
監督が画面に。“隠された場所”20世紀から始まり、22世紀に終わるプロジェクト。10万年の耐用年数があるらしい。でも、1万年以上、耐えた建造物は今までにない。オンカロという場所。
それを見た未来の君はこの文明をどう思うか。
“放射性廃棄物”
不思議な映像。放射能の影響。放射能レベルが生物に無害になるためには最低、10万年。
地上が安定しているか分からない。1000年後の未来の地上は？
戦争、洪水などなど。
原子力に賛成でも反対でも考えないといけない。
使用済み核燃料の最終処分。他の国ではやっていない。フィンランドの地層が１８億年前のものだからこそ。
綺麗な映像。岩を流れる水とか。
2100年ぐらいに入り口に蓋をする予定。それまで廃棄物を集める。
６万年後に氷河期が訪れる予定…氷河期が来たら…忘れ去られる。
将来の人間の侵入の可能性。オンカロが開かれる危険性。財宝があるとか、いろんなウワサが建てられる可能性。ピラミッドの目的を私たちが完璧に知っているのではないように。
社会の変化。３００年後の世界が想像できるのか。
放射能目当てに掘る可能性も・・・？
どうやって、掘らせないようにするのか。標識…？どんな…？理解できる？読める？普遍的なものはなんだろう。絵を使う。警告する適切な方法とは何か。自分達が見つけた過去の碑文を解読するのに時間がかかったように。
標識を残すべき、というグループと忘れ去られることを試みるグループ。
法制化について。未来世代への保障の問題。

自分が生きている間に責任が取れないものに頼っている自分って何だろう、と思ってしまう。今、生きている人たちは「アウストラロピテクス」を自分達が見るように、未来の教科書に「ニジュウイッセイキジン」として未来の教科書に載り、自分のことしか考えていなかった、人類史上最も心が貧しい人類として定義されそうな気がする。それは怖いこと。
原発。100000年消えない影響を残す発電方法。そのことから問いていかないといけない。改めて、脱原発、大切です。
「ニジュウイッセイキジンから未来への贈り物」が自分が思いついた題名。

100,000年後の安全 [DVD]

Ｔ・アイカス, Ｃ・Ｒ・ブロケンハイム, Ｍ・イェンセン, Ｂ・ルンドクヴィスト, Ｗ・パイレ
アップリンク ( 2011-12-23 )

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