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YONDEMILLはKindle Paperwhiteとは違った形のモバイル読書体験の道を示しているサービスである。

 

「YONDEMILL」は粗さもあるけど、新しい読書を提案している。本のようなコンテンツをモバイルで。Kindleほどかしこまらない。

このサービスを使って3冊の電子書籍をスマホで読んだ今、そう思った。

愛してやまない「本が好き!」というサイトで献本になっていた3冊の本について、献本を頂き、書評を書かせて頂きました。

1、ハフィントン・ポストのすんごいCMSを使ってみたい… 『最強ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」日本上陸! 日本版の編集長が語る「売れるWebメディア」の作り方』(ミニッツブック編集部) 【本・YONDEMILL・ミニッツブック】

2、彗星と地球外知的生命体の関係。キーワードは「パンスペルミアの箱舟」。 『謎と起源の秘密 最新・彗星学』(渡部潤一, 阿部新助) 【本・YONDEMILL・ミニッツブック】

3、3Dプリンタをざっくりではなく、具体的に語れるようになる本。 『3Dプリンティングによる第3次iT革命』(林 信行) 【本・YONDEMILL・ミニッツブック】

結論はこれ。

YONDEMILLはKindle Paperwhiteとは違った形のモバイル読書体験の道を示しているサービスである。

自分が読んだ3冊の本のレーベル、ミニッツブックがそうなのかもしれないですが、デジタルな本を目指しているようで、その取組みに可能性を感じたので、ご紹介させていただきます。

今では手放せなくなったKindle Paperwhiteは本を電子化して簡単に持ち運べるようにして便利にしたもの。機能としては本が進化したイメージ。

でも、YONDEMILL・ミニッツブックは最初から違う道を目指しているように思えました。ふんだんにカラー画像が使われていたり、参照先のURLがハイパーリンクで貼り付けてあったりと、スマートデバイスを基本として考えられているよう。Paperwhiteは白黒のみだし、WEBページ閲覧には向いていないので、このような形にはならない。

この図で示したように、ウェブメディアでも、紙の本でも、Kindle/Koboでもない場所を狙っているのかもしれない。あえて言うなら豪華なメルマガという感じでしょうか。基本的に、ネット上で読まれることが念頭に置かれているコンテンツなのです。

Kindleに比べて使いにくい部分もあったけど、それは改善に期待ということで。

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。