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越中詩郎選手の生き様が深い『週刊プロレス 2019年 02/13号 No.1996』

週刊プロレスの不定期での規格の一つに一人の選手を取り上げてアルバムで選手の人生を振り返るというものがある。「ターニングポイント」という試合に焦点を当てて振り返る企画も面白いのだが、関係する選手であったり関係者にインタビューまでしてまとめているアルバムも面白い。

ケンドーコバヤシが真似をしたことで最近の人でも知っている人が多い越中詩郎は得意技がひっぱたくということもあって色物として捉えがちだけど、他のプロレスラーにはない人生を歩んでいる。

ジャイアント馬場の全日本プロレスとアントニオ猪木の新日本プロレスがしのぎを削っている頃に団体間で移籍をした珍しいケースが越中詩郎で全日本プロレスの受けの美学を新日本プロレスに持ち込んで熱い戦いをしたところから始まり、維新軍として反体制派の気持ちを持って戦っていた頃のすがたにはかっこよさもある。そして、11年ぶりのIWGPヘビー級への挑戦とドラマが詰まっている選手だと改めて感じさせてくれた。

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【手に入れたきっかけ】

高校生の頃に買っていたプロレス週刊誌がKindle Unlimitedにあったので!

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。