総合職共働き人事コンサルのブログ

思想ではなく本能のぶつかり合いにたどり着いた『週刊プロレス 2019年 01/02号 No.1990』

ケニーオメガの本気の語りがここで最後になされたんだなぁとしみじみ思えてくる。 カナダの路上王からDDTに参戦し、新日本プロレスでトップの地位にたどり着いたケニー・オメガが日本のビッグマッチでの最後の試合へと向かう。棚橋弘至とのIWGPヘビー級選手権試合が新日本プロレスでケニー・オメガが戦った最後のビッグマッチだった。

対戦が決まってから互いにプロレス観を否定しあい、考え方をぶつけ合ってきた。そして、タッグマッチでいい試合をしたうえで最後の前哨戦を終えたケニー・オメガがリング上で語る。やっぱり人気は棚橋には勝てなかったこと、それでも、新日本プロレスの未来のために全力で試合をやってきたこと、全力で、魂で試合をすることでよいのだということ。

おそらく、このタイミングで既に離脱することが決まっていたケニー・オメガが日本のプロレスラーに語りかけた言葉は重みがあると文章からでも伝わってきた。それは価値観をぶつけ合ったからこその語りなのかもしれない。

ベルト特集ではオープンザドリームゲートのベルトが紹介されている。プロレス界にはいろんなベルトはあるけどどのベルトを一番かっこいいかと問われるとこのベルトを挙げたくなる。防衛回数が増えるたびに鍵をつけることができるベルトのギミックがたまらない。

【手に入れたきっかけ】

ケニー・オメガと飯伏幸太のゴールデンスノウ
プロレス大賞は棚橋弘至
GHCヘビー級は清宮海斗
マイバッハ谷口と火野のフーリガンズ
YO-HEYの裏切り
ジョー・ディランの最強ダッグ
脱優等生の吉岡世起
ヨシタツは過去を肯定できる日まで

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。