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新日本プロレス最後のイデオロギー闘争がケニーオメガと棚橋弘至の戦いだったのかもしれない。『週刊プロレス 2018年 09/12号 No.1974』

プロレスといえばイデオロギー闘争に観客が乗ることで盛り上がることが多くある。古くはアントニオ猪木とジャイアント馬場の交わることのなかった異なるプロレスに対する価値観の戦いがあり、プロレスを最強と掲げる UWFが生まれ、ジャイアント馬場が作った全日本プロレスから愛弟子とも入れ三沢光晴が出て行ったりもする。

果てまで行くと団体がなくなってしまったり、分裂してしまうようなイデオロギーのぶつかり合いがプロレスを盛り上げてきたのも事実である。

G1を優勝した棚橋弘至と東京ドームで戦うことになったケニー・オメガの発言がとんがっている。尊敬できないと棚橋をこき下ろし、自分の世界で生きているだけだと突き放す。日本からケニーオメガが離れてしまったのもそんな棚橋を応援し続ける日本のプロレスに何かを感じてしまったからなのかもしれない。

この戦いの後にイデオロギーをぶつかっていると思わせるような関係性はまだ見えない。

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全日本プロレスでの岩本とTAJIRIからはまた違ったプロレスラーのかっこよさを感じる。

【手に入れたきっかけ】

高校生の頃に買っていたプロレス週刊誌がKindle Unlimitedにあったので!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。