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“トレンド”ではないベーシックプロレスの魅力を伝える鈴木みのる『週刊プロレス 2018年 02/14号 No.1942』

 

鈴木みのる本人からすると知ったこっちゃないんだろうけど、そんな存在なんだろう。

鈴木みのるの価値が相対的にあがってる

表紙は別のトピックだけど鈴木みのるが勝ってIWGPインターコンチネンタル王座のベルトを奪取した札幌の試合が気になった。ケニー・オメガやオカダカズチカのプロレスをアスリートプロレスと表した週刊プロレスは鈴木みのると棚橋弘至の試合になったこの1戦を”ベーシックプロレス”と記した。

それは週刊プロレスのメッセージでもあるのかもしれない。今年30週年を迎えて50歳を目前に控えている鈴木みのるの価値があがっている。真ん中のあたりにある分析記事では物語には興味がない鈴木みのるのプロレスへの向き合い方が紐解かれていてなんだかスッと入ってきたんですよね。練習による積み重ねで自らの価値を高めているストイックなプロレスラー、鈴木みのるだからこそ日本だけでなく世界からお呼びがかかる。

このレスラーからは目が離せない。

何と言ってもゴールデン☆ラヴァーズの復活ですかね

でも、今号のメインは何といっても飯伏幸太とケニー・オメガのゴールデン☆ラヴァーズの復活なんでしょうな。ジェイホワイトに負けたケニー・オメガがBULLET CLUBを追放されて飯伏幸太とタッグを組む。8年以上前にすんごい試合を連発していたタッグチームが新日本プロレスを席巻していくスタート地点に立った。

週刊プロレスがジェイホワイトに対して「(ケニー・オメガとは)明らかに力量差がある」と書いているんだけど、なんだか珍しいなぁと思ったのです。新日本プロレスのプッシュに合わせて応援するものだと思ってたんですけどね。

天龍源一郎のコラムがいい感じ

3週連続で新日本プロレスの1.4東京ドーム大会を振り返っていたんだけど、棚橋弘至の魅せ方を褒めて、ケニー・オメガとクリス・ジェリコの試合についてはジェリコの上手さを褒めた。でも、メインイベントであるオカダカズチカと内藤哲也の試合に対してはちょっと辛口。

2人に対する期待もあるのかも。諏訪魔、宮原、石川、鈴木秀樹をあげて戰って欲しいとのこと。天龍源一郎が評価している新日本プロレス以外のレスラーがこの4人なのかも。

けっこう盛り沢山でした!

【他に気になった記事たち】

タカタイチ興行でのタイチVS内藤哲也はタイチのヘビー級転向という続きがありそう

D王は石川修司が優勝!

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【手に入れたきっかけ】

高校生の頃に買っていたプロレス週刊誌がKindle Unlimitedにあったので!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。