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ほどほどにお金をもらい、ほどほどに分けて満足している。養殖されている人間たち。気付かせるために強い攻撃をするアニメ。 「PSYCHO-PASS サイコパス」・第七話「紫蘭の花言葉」まとめ

ストレス無しに生きてきた人たちへのメッセージ。まわりを見渡すとどっちが現実なのか分からなくなってしまう。今、自分が見ているのは表面だけで、裏側はこうなっているのかも、と思わせてくる。心のなかの残虐性を知っているからこそ、現実にそれを行うことはない。何も考えないからこそ、現実にやってしまう。

「ここにいる人々の全てがウソ。ここにいる人々の全てがそうだ。何も気付かず、何も語らず、そして、何も考えない。抜け殻のように生きて、雲が溶けるように消えていく。罪なき人を死に至らしめる伝染病。でも、この病原菌が根絶されることはない。これは“安らぎ”という名の病。人々が選んだ死の形。」

今の日本へのメッセージだろう。何かに気づいたり、語ったり、考えたりすることは多かれ少なかれストレスを感じる。だけど、面倒だからどうでもいいとしてしまう人があまりにも多い。

中学生や高校生と関わっていた頃も感じたし、同年代、そして、上の世代にも感じる。「メンドイ」が日常語になり、「どーでもいい」が増え、将来のことを考えない人たち。そんな顔のない人たちが大量に動いている今、危険だと感じる人がどれくらいいるだろう。

親は子を甘やかし、電車の中で寝転がせる。子はそれを甘んじて受ける。何も考えずにほどほどに働いてお金をもらっている親は子に何かを伝えられるわけでもない。正直ヤバイ。

ほどほどにお金をもらい、ほどほどに分けて満足している。養殖されている人間たち。気付かせるために強い攻撃をするアニメ。

 

王陵さん。娘のお見舞い。

「ここにいる人々の全てがウソ。ここにいる人々の全てがそうだ。何も気付かず、何も語らず、そして、何も考えない。抜け殻のように生きて、雲が溶けるように消えていく。罪なき人を死に至らしめる伝染病。でも、この病原菌が根絶されることはない。これは“安らぎ”という名の病。人々が選んだ死の形。」

第七話「紫蘭の花言葉」。死体発見。プラスティネーション。標本事件。狡噛を外す。バラバラ死体。三年前の事件と同じ薬品。ただの妄想の羅列の報告書。本当に人間ですか?物凄く強い狡噛。戦闘訓練の必要性。

「強くて優れた武器を扱うからこそ、その使い手はより強く、タフでなければならない。相手を殺すのはドミネーターではなく、このオレだとそれを肝に命じておくためにもここにちゃんと痛みを感じておかないとな。」

未解決事件・102。怒らない。怒るとすれば自分自身。佐々山執行官は女好き・短気。楽しいクソ野郎。少なくとも、あんな死に方をする奴ではない。イルミネーション。薬品会社の広告の裏に。犯人と同じ事をしたいと思った時点で監視官として終わり。後悔はない。問題は未解決なこと。写真がある。マキシマ。

この学園で良くないことが起きている。近づかない。ウワサ話もしない。

父が好きだったキルケゴールの言葉。「人間は動物よりも優っているからこそ、人間は自己であり、精神であるからこそ、絶望することが出来るのである。」絶望もなければ希望もない。父が亡くなった。娘の私があなた達とつとめていく。

ユーストレス欠乏症。適度なストレスは免疫活動を活性化するなど、好ましい効果もある。人生の張り合い、生きがい。サイコパス診断で刺激そのものを認識出来なくなってきた。それは、生ける屍。自律神経が生きる意味を失う。生命活動不可に。人は自らをいたわるあまり、生物としては退化。平均寿命は短くなる傾向。生きがいは枯れ果て、命のあり方を真面目に語らなくなった。

「人間はウチに秘めた残虐性を正しく自覚することで、それを律する良識と理性、善意を培うことが出来る。」人は自らを律するのではなく、機械による計測で心の健康を保てるようになった。サイコパスによって。自らの人生は無価値に。ストレスケアに依存。生きた死体に。

チェグソン。昔、仕込んだ祭りの残り。マキシマの近くには天才が集まる。童心にかえる。どんな仕掛けで世間をあっと言わせるか。いたずらが見つかる頃合い。幼馴染との「感動」の対面。えげつない。

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。