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とりあえず、元気がなかったら「元気ない?」って聞いてみる 【マネジメントのアップデート】

コロナになって在宅勤務が当たり前になってきた業種が増えてきていて私が所属しているコンサルティングファームもその1つだったりする。そんな中でコロナ下で入社した2020年、2021年入社のメンバーと関わる機会があり、どうやっていけばいいのかを日々、考えさせられている。

これまでのコミュニケーションはオフラインでの気付いたベースで、余白があったうえでのものだったのに対してこれからは話している時間、メール・メッセージのやり取りをしている時間がすべてのマネジメントになり、これまでと同じやり方では通用しなくなる。若手は目に見えないからこそ上位者に対して過剰に気を遣っているようにも感じるし、心を乱す人がいろんな場で生まれてきている。

ご時世が変われば出社日を増やしてみるとか、飲み会をすることもあるのかもしれない。オンライン飲み会でもいいのだけど、日々のコミュニケーションでどうにかしないと感じている中でこれはいいかなと思っているのは「とりあえず、元気がなかったら「元気ない?」って聞いてみる」こと。そのうえでできれば個別に話すことなんじゃないかなと思っている。

これは日常から朝会や夕会などでメンバーと会話する時間が取れていることが前提なのだけど、話している中で明らかに調子が悪かったり、イマイチそうだったらイマイチであることを責めるのではなく「元気ないように聞こえるけどどうしたの?」と聞くことが大切なんだろう。責めるのではなく、心配し、どうしたのかを聞いてみると「仕事がうまく進まなくて」とか「ちょっと家族でこんなことがあって」とか「彼女と喧嘩して」とか「PMSがひどくて」とかいろいろ話してくれることがあり、その課題を深堀りするなり、対応策を考えるなりすればいい。

今までは顔を見ながら読み取りつつやっていたコミュニケーションだけど、見えないからこそ、必ずクッションを1つ挟むことが必要になっている。

こんな感じでコロナ下のマネジメントについて考えたことを書いていこうと思います。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。