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【本・マンガ】ほんわか笑える学園コメディ(?)マンガ 『SKET DANCE 1』(篠原 健太)

【概要と感想】

学校漫画の「一話目のお約束やるぞー。」と先生が言い、転校生が名前を名乗る。
「杉村哲平です!」と。

ただ、この杉原哲平は第1話にしか出てこない。
メインは杉原哲平の席の近くの3人組。困っている人は誰でも助けるスケット団のメンバー。

主人公はボッスンこと、藤崎佑助。主人公よりも一話しか出てこないキャラの名前が先に出てくるって
どういうことなんだろう、と思いつつ、読み進めるとこれが結構面白い。

校内ではただの便利屋と言われてしまっているスケット団が学校で起こる
事件のような事件でないような出来事の真相を究明したり、ちょっとしたライバルと闘ったり、
人のお悩みを解決したりとなんでもありの学園コメディ(?)漫画。

テーマはいじめ、人探し、爆弾処理、幽霊話などなど。

スケット団の3人の中で主人公のボッスンが最も地味。地味な主人公であることを本人も気にしているのが楽しい。
特技は絵を書くこと。地味。もう1つ特技があった。ゴーグルをつけると集中力が上がる、集中モードを発揮できるということ。
こちらもどちらかというと地味。

スケット団の残りの2人がメチャメチャ喧嘩の強い女子だったり、
自分で全く言葉を発しないPCの自動音声を使って会話するキャラだったりと色が濃すぎる。

ただ、たまに見せるかっこ良さがいい感じのボッスンなんです。

1巻だけだと、こんな漫画です!とはっきり分類するのは難しいけど、娯楽として読んで損しない、
ほんわか楽しみながら巻き込まれる漫画。ぜひ、ご一読を。

 

【引用】

いじめる方はいつだって冗談。でも、いじめられる方はいつだって本気だ。

 

【入手経路】

妹の部屋にあったので、とりあえず、読んでみた。

【本へのリンク】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。