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果てしない絶望で終わる可能性を強く感じてしまうからこそ、少しでも救いのある形で終わって欲しいと切に願う 『僕だけがいない街(6)』(三部 けい)【Kindle・マンガ】

 

1つのことが明らかになり、物語は進んでいく。

一気に終わりを迎えそうな出来事だったのにそれでもじんわりと進んでいくのがこの作品の特徴ですわ。リバイバルによって昔に戻った上でまた”今”に戻ってきた。

でも、その”今”は元々あった”今”とは違う。

読んでもよく分からないかもしれないけど、そんな物語なんです。

多分、終わりへと向かっていくんだろうけど、どう落とすのか、想像がつかない。ハッピーエンドかバッドエンドか。

何がハッピーエンドなのか分からなくなってきているけど、果てしない絶望で終わる可能性を強く感じてしまうからこそ、少しでも救いのある形で終わって欲しいと切に願う。

そんなマンガは初めてかもしれない。

【手に入れたきっかけ】

発表された頃からハマって買い続けているマンガ

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。