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「皆がきれいに終わる」ように1つ1つが進んでいく 『暗殺教室 18』(松井 優征)【マンガ】

 

「皆がきれいに終わる」ように1つ1つが進んでいく。この作者の前作である「ネウロ」では「マンガをきれいに終わること」を目指したけど、この暗殺教室では「皆がきれいに終わること」を目指す。

このマンガの袖にはこんなことが書かれていた。

もうすぐ連載が終わり、アニメでも映画でも終わりを迎えると語られてもいて、それは作者の確固たる宣言でもあり、「教室」には終わりが来るという当たり前のことの確認。

この作品がどう終わっていくのかも気になるけど、今まで読んだマンガの中で一番内輪の話を語っている単行本の袖も最後はどう終わるのかが気になってくる。

ストーリーは中3のバレンタインでの恋模様にキュンとさせつつ、暗殺教室の生徒たちの進路も明らかになっていく。

中学生なので進路はもちろん高校なんだけど、教室での日々によってそれぞれが思い思いの道を進んでいるのが印象的。そんな受験について2つの言葉が殺せんせーの口から出てくる。

いい学校は目指して損はない。将来の選択肢が広がりますから

お祭りなんですよ受験なんて!!竹林君、落ちたっていいんです。高校受験の第一志望ごとき!!

どっちもおおっぴらに言われることは少ないこと。でも、思っていても損はない。


【手に入れたきっかけ】

唯一、買い続けているジャンプ漫画!

【オススメ度】

★★★★★

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。