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『暗殺教室』全21巻の中で一番たまらなかったセリフで命の大切さを感じた! 【マンガ・ネタバレあり?】

 

暗殺教室全21巻の中で一番たまらなかったシーンが20巻にある。

27才の大人ですが、妹が買っていた暗殺教室を読んでハマってしまい、毎巻でるのをたのしみにして自分でぜんぶ買って、揃えてしまいました。

それだけ楽しかったんですよ。

学校で殺し合いをするような”大人”に怒られそうなタイトルだけど、よくわからんコミカルな”殺せんせー”をクラスみんなで殺すことを目標にしながらいろんなことを学んでいく青春ものといえるかな。

内容は説教臭くないし、世間知らずの先生方へのメッセージなのかもしれないとおもうくらい、学校で教えてくれないけど本当に学校で教えてほしいことがたくさん出てくる。

逃げることの大切さや大人は正しいものではないこととかは子どもに知っておいてほしいことです。

20巻で1つのクライマックスを迎えるんだけど、そのクライマックスの殺せんせーのセリフがたまらんかったです。ネタバレも含まれるかもですが、紹介します。

・・・若き暗殺者達よ。

今から1つの命を刈り取る君達はきっと誰より命の価値を知っている。

たくさん学び、悩み、考えたはずだから。

私の命に価値を与えてくれたのは君達だ。君達を育むことで君達が私を育んでくれた。

だから

どうか今、最高の殺意で収穫して欲しい。この28人の未来への糧になれたなら…死ぬほどうれしい事だから。

幸あれ

セリフ自体は大げさなものじゃないんだけど、ここまでの積み重ねが心を揺さぶってきた。まだ見ぬ自分の子どもにも読ませたいと思うマンガだし、子どもを育ててみたいと思わせてくれた。

いま、人の命の大切さってどう学ぶんだろう。喧嘩とかする頻度も減っているんだろうし(自分は命の大切さはそこそこやった喧嘩と親から学んだのかもと思ってます)、少しずつ命の大切さを積み上げていくことが大切なんでしょうね。その1つになることがこの本にはあるかもしれない。

失われる命を思って泣ける人間でいたいし、子どもにもそんな人間になってほしい。

終わったのがとっても残念!でも、楽しんだからいいかな!

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。