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何も問題がないとされている場所こそ、最も問題がある 「PSYCHO-PASS サイコパス」・第三話「飼育の作法」まとめ

この世界を維持しているシビラシステムの限界が見え始めるとともに、執行官のムチャも常守の目の中に入ってきた第3話。完璧なシステムなどない。ことなかれな現状がいいわけでもないけど、執行官の行動は…。難しさが出てきた。

まどマギの3話のような巨大なインパクトではなかったけど、やっぱり、ハラハラ・シリアス。次を見逃したくはない。

何も問題がないとされている場所こそ、最も問題がある。人が2人以上いて、全く不満がない環境なんてありえない。何かしらの不満を誰かが持っている。それが表面化せず、問題無いとされるのは、どこかにその不満が溜まっているからこそ。なのに、不満・問題がないとされ続けたらどんなことが起こるのか。

極端な例かもしれないけど、ありえない訳ではないリアルさがあった。問題は表に出して、解決するためにある。押し殺すためにあるのではない。4話も楽しみ。

ジムで狡噛がトレーニングしている姿から始まる。誰かの写真を睨みつける。オープンニングへ。また、少しオープニングが変わった?狡噛を助ける?常守?

ハイテクな車、テスト中のドローンに体をバラバラにされた死体。三人めの死人、おかしい。殺人の可能性。50人の工場へ。第三話「飼育の作法」。執行官と上手くやっていけそうという常守へ、宜野座は厳しい言葉。

「愚か者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという。君が愚か者でないことを祈ろう」

デバッガーへの負担、オフラインの環境、外部の通信網へアクセス不可、陸の孤島。生きたまま解剖。サイコパスが濁っていないと、容疑者がいないと判断される。縦割りでムリ。お役所仕事は変わらない。細かい解析はシビラシステムがないとだめ。ドミネーター(銃)はどんな解析よりも優先される。機材によってできることと、出来ないことに差がある。

問題がない限りは何もしない。ミステリー、謎解き、人を殺して、サイコパスが好転することはありえる?そして。シビラ判定に従って秩序を維持。

「1年に3人も死者が出るような秩序」を守る宜野座を皮肉る狡噛。宜野座と征陸の関係に何かあったっぽい…。あーあ、怒鳴った。変わった狡噛。

「お前らさえいなければ、僕は綺麗になれるんだよぉ!!」。犯人が叫ぶ。

「人の生き死ににまつわる深層なんだ。それを暴こうとするならこっちも命がけになるのが当然だ!」(狡噛)

デストロイヤーがドミネーターの本気。

「猟犬でなく、刑事でありたいと、そう言っていた彼のまなざしは、だが、紛れもなく、獲物を追い詰める肉食獣のそれだった」常守が狡噛を見て言う。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。