この物語のラスボスらしき男、槙島。狡噛と交差し始める。そして、中ボスらしき男も登場。社会でもそれなりの地位を獲得している男、神宮寺。脳の完全な機械化を目指す。
肉体は魂の牢獄。ただ、電子的な端末によって、人の世界は無限に広がっている(ように感じられる)。科学の歴史は人間の身体機能拡張の物語だからこそ。自転車、車、飛行機、ロケットで人の移動範囲は広がり、手紙、電話、メール、SNSで人とつながれる範囲は広がっている。ただ、自らの力ではなく、他のものの力を借りて行なっていることを忘れてはいけない。
人間の作ったものだとしても。他のものの力を人が失ったら、人間に反抗してきたら、人はどれだけの力を持っているのか。人間は力を得たわけではない。人は力を得たように見えているだけ。
あと一歩。王陵は消える。宜野座が狡噛に謝る。獲物の尻尾が鼻先をかすめた気分。#9「楽園の果実」。
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医療目的のサイボーグ技術。「肉体は魂の牢獄」(プラトーン)。老いを克服。脳の完全な機械化は課題。不死の時代へ。人が神に似てもいいのでは。生活を電子的な装置に委託するのはサイボーグ。携帯端末は第2の脳。科学の歴史は人間の身体機能の拡張。人間機械化の歴史と言い換えても差し支えない。だから、程度の問題。
環境ホロをほとんど使っていない。雑賀教授。千葉県出身、泳げない、おばあちゃん子。常守の特徴を言い当てる。
槙島のことをシビラシステム誕生以来最大の犯罪者と断定する。カリスマ性は3つに分かれる。英雄的、預言者的資質、一緒にいて気持ちいい・シンプルな空間演出能力。あらゆることを雄弁に語るための知性。
アーカイブ化はムリ。シビラシステムと大学制度が一緒にあった時代、講義でサイコパスが濁った。
最も狡猾でいくら飼い殺しても絶滅の心配のない動物は?答えは人間。
人間の骨で作るパイプ。生命は他の生命を犠牲で健やかになる。体の若さばかりで心を養わなければ生きるからに死んでいる亡者ばかり。スリルによる活力。とびきりの獲物を。
常守と宜野座が言い争う。宜野座へ初めて言い返す。父親が潜在犯の宜野座。誰なのか。
小檜山 歩
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