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自分と世界を大切にしたくなる骨太のRPG「Xenoblade2 (ゼノブレイド2)」

 

日本産RPGといえばドラゴンクエストとファイナルファンタジーの自分にとって他のタイトルのRPGはやってみようと思いつつも外したらどうしようと思ってしまって買うことが少ないのだけど、いろんなところで評判がいいこともあってやってみたら良かった。

愛、友情、正義の戦いがありつつも今の自分がいる場所から同じ地平の物語だということを感じさせてくれるのはなぜなのだろうか。現実とは違う剣と魔法の世界ながらも他のRPGもいろいろやってみようと思わせてくれた作品だった。

世界観

ドライバー・ブレイド・普通の人達という3種類の人がいる世界は生きていける場所が限られているな厳しい状況。それぞれの土地にある国々が生き残り方を考えながら暮らしている。

ブレイドは人ではないけど、人よりも大きな力を持つ存在であり、ドライバーと共に生きることになる。ドライバーが死んでしまうとコア・クリスタルと呼ばれる石に戻ってしまい、記憶をなくし新しい関係性を築いていく。例外的なブレイドもいて、物語の鍵になる。

ストーリー

まずはボーイ・ミーツ・ガールと言っても過言ではないだろう。

ドライバーであるレックスが聖杯と呼ばれるブレイドであるホムラと出会い、戦いの中で前に進んでいく。敵だと思われていた相手が仲間になるなど、ホムラとの関係性の中でレックスが変わるとともにすべてを知っているであろうホムラも少しずつ変わっていく。

システム

アクションではなくコマンドを選択して行動をしていくようなバトルなのだけど、コンボを決めて大ダメージを叩き込む面白さがある。ゴリ押しではどうにもならない相手がいる歯ごたえもたまらない。

心を動かす

世界観・ストーリーに言葉と音楽がかみ合ってレックスやそれぞれのドライバー・ブレイドに感情移入して涙が溢れるシーンが出てくる。

自由でいいんだ。わがままでいいんだよね。レックス。そうじゃなきゃ、きっと生きてる意味なんてない。

誰のためでもない。そうすることでみんなが笑えるなら。命がつながっていくなら。それが俺の役目だからだ!

許せるわけ無いだろう。それが、俺達のいるこの世界だ。なら、その中で前に進むしかないんだ!あんただって、そうやって進んできたんだろうに!

Drifting Soulが流れるシーンはどれも心を打つ。生きること、どう生きるのかを考えさせてくれるとともに自分と世界のありのままを受け入れながら前に進む勇気をくれる。大げさかもしれないけど、未だに動画を見て涙を流してしまうし、心を動かしてくれるゲームとしてイチオシ。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。