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27時間でめちゃイケの1つの魅力である「全力で体を動かす」ってことについては出しきった。でも、まだ続く 【テレビ・めちゃイケ】

 

今年のめちゃイケ27時間テレビは結構良かったと思うんです。

視聴率は10.4%と去年のSMAPよりも下がったようだけど、視聴率を超える何か(そもそも視聴率なんて番組の価値の1つの側面でしかないからね)があった。

26才の自分はめちゃイケ世代で人生で一番思い入れのあるお笑い番組になりつつある(ウリナリと競ってる)ので、公平な目線じゃないけど(そもそも公平な目線なんてあるのか疑問だけど)やっぱり人が全力で何かをやってる姿って何かを伝えてくれる。

テロップが同じように出て、同じようなバランスの出演者がワーキャー言ってる番組よりも粗削りだけど新しいことに挑戦しようとする番組に残って欲しい。

27時間テレビに話を戻すと、無理に全てを生放送にせず、収録VTRも交えたのが良かったんじゃないかって思う。生もテレビで収録もテレビ。FNSカバー歌謡祭の豪華なバラエティっぽさから岡村のライブの心を打つ感じから加藤の坊主と駆け抜けた。

40も半ばに差し掛かったナインティナインにとって体を張って全力で27時間テレビをやるのは今回が最後だったのかもしれない。めちゃイケの1つの魅力である「全力で体を動かす」ってことについては出しきったようにも見えた。

もう1つのめちゃイケの魅力である「ありのままの姿を見せる」が間違いなく終わっていないことで「To Be Continue…」を感じた。

大久保のマラソンや加藤の坊主とか人となりの魅力は見せてきたかえど、まだ振り切っていなかった。期待させ続けた極楽とんぼ山本圭一が出なかったことがそれを物語っている。

岡村のダンスが終わってからの1時間はどこかちぐはぐで山本の復帰が直前でなくなったようにも見えた。何か大きな力が動いたようだった。でも、物語が続くならそれも悪くない。

次にめちゃイケが27時間テレビをやる時にはそれぞれの物語がしっかりと語られ、山本圭一が戻ってくる時かもしれない。その時はめちゃイケが終わる時かもしれない。物凄く残念だけど、その風景がかなり克明に想像できるのは自分だけじゃないと思う。

【リンク】

フジ「27時間テレビ」平均視聴率10・4%とふるわず

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150727-00000006-tospoweb-ent

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。