総合職共働き人事コンサルのブログ

日本でも学校で生理に関する授業をぜひやってほしい 【保健体育・学校】

 

国際協力に関する団体が多く出展するグローバルフェスタにWater Aidのスピーカーズクラブのメンバーとして参加するために準備会に参加してきました。

その中で出てきた話の1つで「おっ!日本でも出来てないなぁ」と思ったことがあったので紹介させてください。

 

それは、男女両方が生理に対する理解を深める授業をするということ。

水と衛生に関するNPOのWater Aidは井戸を作って安全な水を届けたり、トイレを作って誰もがキレイなトイレにアクセス出来るようになることを支援している。

その活動の1つに挙げられていたのがインドで月経に関する授業を男女混合で行うというもの。

インドでは月経に対する差別があり、月経がある女性はトイレを使うことが出来ない事があるとのこと。そんな偏見をなくすために小学校で男女両方に対して月経に関する授業を行うのもWater Aidが関わる活動の1つとのこと。

これって日本でもそこそこやってほしいと思うのですが、いかがでしょうか?

 

正直、月経についてちゃんと理解したのって高校生になってからで、当時の彼女に教えてもらった気がする。でも、月経についてちゃんと説明してくれる彼女ってそんなにも多くないでしょう。

小学校や中学校で同じ部屋にいるほとんど(全員?)に日常的に起こっていることなのに知らなくてなんとなくある(間違ったことも含んだ)イメージでからかったりすることもある今の現状って好ましくないでしょ。少なくとも自分が小・中学校を過ごした千葉の公立校では生理に関する知識を男に教える時間はなかったような気がしてます。

男性にとっては”くさいもの(?)”としてフタをしてしまえばいいもんでもない。

男の子がからかうのも理由の1つに「よくわからない」ってことがあって、教えてくれない悔しさも1つの原因なんじゃないかなっておもうんです。だったら、男女が一緒の教室で学んだ上でその上でからかう人がいれば男女両方から「そんなことでからかうなんてダサい」みたいな雰囲気を作っていければいいんじゃないかって思ったのです。

教育学的にどうだとかは分からんので詳しい人がいたら教えてほしいです!

 

【リンク】

WaterAid – Publications – Menstrual hygiene matters
<Water Aidが出している生理の衛生環境に関するレポート。英語ですがかなり読み応えありそうです!>

http://www.wateraid.org/what-we-do/our-approach/research-and-publications/view-publication?id=02309d73-8e41-4d04-b2ef-6641f6616a4f

Menstruation should not be taboo. Period.
<生理がタブーになっている地域での活動紹介の記事。こちらも英語ですが量は少なくなってます>

http://www.wateraid.org/what-we-do/our-approach/research-and-publications/view-publication?id=02309d73-8e41-4d04-b2ef-6641f6616a4f

花王 ロリエ からだのノート おしゃべりクラブ「月経と、体育の授業が重なって困っちゃうことはある?」
<日本語の「生理」で調べたらそこそこ上の方に出てきた花王のサイト。基本的に女の子向けですかね>

http://www.kao.co.jp/laurier/karada/form/61/

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。