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美術館に卓球の音が鳴る違和感 「ガブリエル・オロスコ展-内なる複数のサイクル」・「東京都現代美術館」【美術館】

 

日常を別の角度から見たり、少し変化を加えてみることで不思議な空間が生まれる。そんな作品を作り続けているメキシコ出身の現代アーティストの個展。

メインは「LaDS」と卓球台の「ピン=ポンド・テーブル」でしょうか。

ちょっと不思議な空間?

日常を切り取った写真の中の1枚が気になった。学校など、どこにでもあるようなグランドピアノに吹きかけた息が白くなっている瞬間を切り取ったもの。

一瞬でなくなるものがずっと残っている不思議さだけじゃなくて、その白い跡がただの息の残りとして見えなくなる時があって不思議。

そんな作品が写真や日常にあるものを使ったインスタレーション、オブジェなどによって表されている。

日常のものから作っているがゆえに自分でも作れるんじゃないと思ってしまうけど、そんなことはないんでしょう。

美術館に卓球の音が鳴る違和感

4人がそれぞれ自分の陣地を持って真ん中に睡蓮らしき花が浮かぶ水の空間がある卓球は実際にやってみることが出来る作品。

美術館の中で卓球のボールが跳ねる音が聞こえるのはそれだけでなんだか不思議な感じ。

 

【特に気になった作品・キーワード】

「ピアノの上の息」、「コモンドリーム」(写真)

 

・お気に入り度

★★★☆☆

ガブリエル・オロスコ展-内なる複数のサイクル

http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/gabrielorozco.html

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。