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ふんわりしている優しさにはない確固たる優しさは強い 「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」【DVD】

 

 

まだ、終わらない終わり。

まどマギにミステリーっぽさが入り、その上で正しさの話にのぼっていった。魔法少女どうしで価値観がぶつかっていったのが今までとは違うところ。

いつもどおりのナイトメア退治をする魔法少女たちだったけど、何かおかしさが影を差していた。それぞれの魔法少女たちがそれぞれの意図を持っておかしさを突き止めようとする前半は謎解きの要素が詰まってる。最終的に謎が解けた瞬間の驚きはけっこうなもの。

前半の世界は一番好きな映画である「トゥルーマン・ショー」を思い出す内容。

後半はまどマギらしい価値観のぶつかり合いが今まで以上に大きかった。まどかとほむらのあたらしい関係が描かれたのがこの新編。

アニメの続きの話だけど、新しい物語になっている。正しさと個々の思いをがっちり付けあわせた先の話。終盤に出てきた「優しすぎて強すぎる」の意味を深く考える。

ふんわりしている優しさにはない確固たる優しさは強い。

【おすすめ度】

★★★★★



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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。