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近未来でもない、ファンタジーのようでサスペンスのようでSFのよう「魔法少女まどか☆マギカ アニメ全編感想」【アニメ】

 

希望を大切にする社会であって欲しい。人を恨むこともあれば、無気力になることもある。

なんだか、力がなくなってほどほどに生きていかないといけないような気がしてしまうこの社会で希望を持つことの大切さ、人を思いやることの価値を改めて示してくれた。

「魔法少女まどか☆マギカ」は名作の評判に違わない作品でした。

別世界の物語。アニメなんてそんなもの。だけどね。

映画版も見ようと思っているけど、ひとまずアニメ版の感想。ちょっとしたオタクである自分はアニメは別世界の物語だと言われることがある。

そのこと自体は否定しないし、事実。確かにアニメは別世界の物語でフィクション。

「だけどね」と言いたい。

小説やマンガ、テレビ番組、新聞などのメディアで伝えられる”物語”のほとんどはノンフィクション、フィクション問わず別世界の物語で、別世界から何を感じるのかが大切。

アニメもそんな風に見ればきっと楽しめるはず。ほんわかで癒されるだけのアニメもあれば、人の生き方に影響をあたえることがある。

近未来でもない、ファンタジーのようでサスペンスのようで

描かれるのは近未来のようで、現代のような世界。学校のちょっとしたハイテクさはちょっとした未来を表しているのかもしれない。

人々に悪い影響を与える魔女と魔法少女。1つの願いと引き換えに魔法少女となった高校生の女の子たちは魔女と戦う。そんなかっこいい姿が描かれると思いきやそうじゃない。

魔法少女になるかどうかを葛藤し続ける1人の女の子の物語がまどマギ。主人公の鹿目まどかは魔法少女ではない。魔法少女になる姿は描かれないまま物語は進む。

ずっと魔法少女になろうかを迷い、葛藤し続ける。1人の少女の葛藤と少女を取り巻く人達の物語。叶えることが出来る1つの奇跡と魔法少女になることを突き詰めていく。

希望を尊ぶ世界であってほしい

話が進んでいくにつれて「この社会に希望はあるのか」、「希望がない社会は変えることが出来るのか」という疑問がにじみ出してくる。

最後まで見終わって思うことはこの社会が希望を尊ぶ社会であってほしいということ。小さいかもしれないけど、自分の力で希望を尊ぶ社会を守る力になろうと思わせてくれる。

雰囲気で嫌がっていないで騙されたと思って全編見て欲しい。エヴァよりも短いので、手軽に見ることが出来るはず。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。