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昭和プロレス全開で最後に新しい時代を見せる大会は白黒にも見えた。「ジャイアント馬場 没20年追善興行 ~王者の魂~ 2019年2月19日@両国国技館」

 

オープニングは猪木コールで最後は馬場コール。

力道山の血を引く百田光雄も出てくるのは日本プロレスの歴史が詰まった大会だったと言える。

15年ほどプロレスファンをやっている自分であっても全盛期を知らない歴史ある選手たちが集まった。ブッチャー、大仁田厚、ミルマスカラス。ジャイアント馬場の追善興行だったからこそ集まったメンバーだった。ブッチャーの試合見れなかったけど、ミルマスカラスのフライングボディアタックを見ることができた。

プロレスオールスター戦の様相を呈していた大会だったからこそ今のプロレスも詰まっていた。普段はそれぞれの団体で活躍している選手たちが集まって試合をしたことによって自分が見たいと思っていた選手たちを見ることができた。鈴木秀樹、ジェイク・リー、宮原健斗を見ることができたのは儲けもんだった。新日本プロレス全盛期の中で自分の団体盛り上げようとするそれぞれの選手たち。花は負けるかもしれないけど技の綺麗であったり、激しい戦いは負けてなかった。

メインイベントは全力で今のプロレスを見せてくれた。新日本プロレスのエースである棚橋弘に対して全日本プロレスはエースである宮原健斗が向かい合う。タッグマッチとはいえ2人の絡みが多くあり、プロレスファンにとってたまらない時間だった。新日本プロレスと全日本プロレスの2つの団体に分かれたアントニオ猪木とジャイアント馬場は奇跡的にタッグを組む事はあったが試合をする事はなかった。そんな夢の続きとして棚橋弘至と宮原健斗が向き合った。

お祭りっぽい試合がたくさんあり、よく言われるいい試合と言うところまではなかったけど興行全体としては今まで見た中で”最高”だった。プロモーターとしても名を馳せたジャイアント馬場らしい追善興行だったからだろう。

【アルバム】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。