総合職共働き人事コンサルのブログ

小説、書いてみようかなぁ。『響~小説家になる方法~(1)~(3)』(柳本光晴)

 

書かないことには始まらない。書きたいこと、思うことがある。それなら書けるかもしれない。

食べていけるかとは別の話だけど、やってみたい。大学生の頃には新聞記者になりたかったけど、本当は自分の文章を書きたかったのかもしれない。考えというか思いというか世間に思うことというか。ちょっと真剣に考えてみよう。

そんなことを思わせてくれたのがこの漫画の主人公である鮎喰響(あくい ひびき)という15歳の女子高生。彼女自身は才能あふれる作家をして描かれていて自分自身にそんな才能がないことはわかっているけど、なにかを書くことから始めないといけないと勝手に思えた。

マンガの中の物語だから実際に彼女の作品を読むことはできないけど、読んでみたいと強く思ってしまう。そんな天才が手書きで出した原稿によって社会に見つけられていくところから。飛び降り、暴力、本棚を倒す。天才のおかしさの中にもある人間らしさ、小説への真っ直ぐさを見せてくれる。

読むのも書くのも好き。心に直接触れてるみたいで…

本当に実在する少女の言葉のように感じさせるのはストーリーだけじゃなくて、描かれている響のキャラクターのすごさなんでしょうなぁ。そんな力を持った作品。

 

【手に入れたきっかけ】

「本が好き!」というWEBサイトの献本キャンペーン

【オススメ度】

★★★★★

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。