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純プロレスのすごみとデスマッチのさわやかさと。「大日本プロレス 2019年11月4日@両国国技館 両極譚~RYOGOKUTAN~2019」

 

3日間の両国プロレス三昧最終日は大日本プロレス。それぞれの団体で色が違う。大日本プロレスイコールデスマッチの印象が強くて前日のDDTよりも痛みで疲れるかと思ったら意外とまとまっていて不思議だけどリラックスしてプロレスを楽しめた。別でまとめますが、両国三連戦自分的ベストバウトもこちらの大会から。

10試合のうち、デスマッチは3試合だけ。残りの7試合はストロングBJWと呼ばれるジュニアも含めて通常のプロレスの試合。

TAJIRIの相変わらずのうまさに加えて、全日本プロレス・ストロングハーツそれぞれとの対抗戦は熱を生む。ストロングハーツの試合も初の生観戦だったけど、日本で最も勢いのあるユニットらしい連携の凄さがある。何かが起こるか大会のラストだけマイクパフォーマンスがある新日本プロレスに対して必要に応じてそれぞれの試合でマイクパフォーマンスが入るのもマイクも含めてプロレスの面白さだと思っている自分としてはうれしいところ。

デスマッチはキチガイが揃った伊東竜二のデビュー20周年記念試合の1シーンこそ恐ろしかったけど、思っていた以上にプロレスのやりとりだった。宮本裕向選手のプロレスを始めてみたけど、半端ない。そもそものプロレスラーとしての体の動きが半端ない。

2階席ってこともあってデスマッチの怖さが高さとか何かが刺さっていることのすごさでしか伝わってこなかったことも理由なのかもしれない。近くだったら蛍光灯が飛んでくるのかもしれないし。蛍光灯が使える会場で一回は見に行きたいと思わせた団体だった。

各試合メモ

第0試合
フランクフルトが体の一部な選手

前説
傷だらけの植木と社長の盛り上げ上手

第1試合
浜のデカさと中之上のパートナーのエルボーとキックの凄み

第2試合
グレート小鹿と鈴木秀樹

第3試合
全日本プロレスファンもいそうな対抗戦

第4試合
ストロングハーツと大日本プロレスの対抗戦のグルーヴ

第5試合
デスマッチの準備で休憩ができる

第6試合
4WAY生き残り試合の吉野がTAJIRIから取った時の興奮

第7試合
関本のもとに集まった純プロレスラーたち

第8試合
伊東竜二のダンディズムと佐々木貴の片足ドロップキック

第9試合
「今、私はあなたを超える」
爆勝宣言が橋本真也のものではなくなった瞬間

第10試合
ヤンキー2丁拳銃から鉄檻へ

【アルバム】

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。