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人生は高校時代で決まる。らしい。 『COURRiER Japon 2013年 05月号』【雑誌】

 

人生は高校時代で決まる。らしい。

イヤ、そんなことはない、それから後の努力で人生はまだまだどうにでもなるし、人生を変えることが出来ると言う人はいるだろう。逆に出生も含めて中学生の頃までにどれだけ頑張ったかである程度は決まってしまうと言う人もいるだろう。

高校時代に人生は決まるというのはニューヨークマガジンが取り上げた研究で、正確に言うと、「高校時代」の記憶こそ、成人してからの正確に最も影響を与えるというもの。学習能力は幼児期に手を打つべきで、人格形成においては思春期が大きな影響を与える。

そして、それは年収にも影響を与える。高校時代の自己評価は成人してからの自己評価に繋がり、自己評価が高い人ほど、社会で成功する確率が高いとのこと。

今号の特集は「「世界と戦う」ための武器を手にしよう。」で、日本教育のガラパゴス化に警鐘を鳴らし、これから必要な人材について、世界のエリート層たちはどんなことをしているのかを通して考える。

人脈や教育、言語まで、勉強になる記事が多かったけど、それ以上に面白かったのは、冒頭でも紹介した性格は高校時代に作られるという記事ともう一つ。

海外の大学で著名人が行う卒業スピーチの中から紹介した3人のお話。

大学での卒業式スピートではスティーブジョブズの「Stay hungry, stay foolish」が有名ですが、他にもあるエリート層へ向けられたメッセージを是非、読んでみて欲しい。

【引用】

上位の者が決定を下すのは、上のほうが賢いという前提に基づいています。しかし現実は、問題に近い者が下す決断が正しいことが多いのです。(スタンリー・マクリスタル)

アメリカが白い肌に青い目で英語を話す人々の国だった時代は、もうすぐ確実に終わる(町山智浩/P65)

どんな家庭でもくり返される”大嘘”がある。「どの子も平等に愛しているよ」という嘘だ。

私たちの文明には、じつに多くものが「与えられる」ことになるでしょう。それはここにいる皆さんが、それぞれたくさんのものを「与えられて」いることと似ています。皆さんは、そうした天賦のものをどのように使うつもりでしょうか?皆さんは自分に与えられたものに誇りを抱きますか?それとも自分が選んだものに誇りを抱きますか?

転ぶなら、前のめりになって転んでしまいたい。少なくともそうすれば、これから何にぶつかるのかはわかります。

いい病院とは、失敗が惨事に至るのを食い止める能力が高い病院のことだったのです。

【紹介されている中で読みたいリストに登録した本】

   

【手に入れたきっかけ】

毎月の定期購入にて。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。