総合職共働き人事コンサルのブログ

コンサルが入りたい会社の上位になっていることは嬉しいけど、危機感も。

 

少し前にコンサル界隈で話題になった記事がある。

コンサル人気のなぜ 「とりあえず銀行」組が流入?

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO50756680Y9A001C1000000?fbclid=IwAR2O-foWjrgsndrvPHg67vUa23VdaXdj5Dv7jhZh2EUKx3jnJjCBGpNoISA

話題になったのは「稼げるけどホワイトなイメージ」がコンサルにあるということへの驚きだろうか。確かに新卒採用のイベントに登壇していると昔よりも話を聞きに来る人が増えている事がある。

人が足りないのは事実で業界としてもメジャーになりつつあるお仕事なんだけど、ビジネスモデルとしてはとってもシンプルで働いた労働時間に対して対価をいただく。その時給がとっても高いお仕事で、自分が働いたことの価値としてお金をもらう。そのためにITであったり、素手力と呼ばれるビジネススキルを鍛えていく。

具体的にはファシリテーションやドキュメンテーションから専門の業務の知識やシステムの設定の仕方など、プロジェクトごとに能力を高めていく。高級派遣労働者と言う人もいる。そんな中でコンサルの稼ぎ方も変わっていくのかもしれないけど、コンサルが自分のスキルで稼ぐ職業であることは変わらないだろう。

会社にサポートしてもらえるとはいえ、保証はしてくれない。年齢を重ねてスキルアップしないことで稼げなくなる。稼げなくならないように努力したり、トレーニングを受けたりする。そんなお仕事にホワイトなイメージの人がたくさん入ってくることでどうなるのか。

会社としての競争力が下がらないためになにかをするか、そんな人が多くても稼げる仕組みに変わっていかないといけない。時代の流れはあるにせよ厳しい上位者がいる会社とそうでもない会社があるのも事実。自分と自分の周りにだけでもこの危機感は持って仕事をしていないかないといけないなぁとしみじみ。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。