アンダーグラウンドな交渉人の仕事ぶりを現地の普通じゃない男たちの姿と共に描く。
日本の商社に勤める女性がパキスタンで誘拐され、妹に対して会社は待つようにしか言わない。妹は凄腕の交渉人のウワサを頼りに別府勇午の元を尋ねる。
依頼を受けた勇午はパキスタンへ向かい交渉人としての役目を果たすことになった。1巻で勇午はパキスタンへ渡ることになるものの、まだまだプロローグ。
日本での準備とパキスタンでの情報収集が描かれる。交渉に臨むための準備の幅広さに驚かされる。地理や武器はもちろんのこと、相手の思想についても理解を深めていく。
本物の交渉人はこんな感じなのかもしれない。パキスタンで交渉相手の恐ろしい本性を聞きながらも一歩ずつ交渉の時が近づいていく。
出会いもあり、1人ではなく現地で出会ったある人と共に交渉という戦いへ向かう。さて、どんな厳しい交渉が待つのか。
ここまで読んだら交渉まで読みたくなる。ハードボイルドだけどカラッとした細い線で描かれる感じが青年向けマンガっぽさを感じさせる。
【手に入れたきっかけ】
Kindleのキャンペーン!
【オススメ度】
★★★☆☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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