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男を追いかけるヒントは話を聞き入れなかった時に腕に光っていた金時計 『ウロボロス 1』(神崎 裕也)【Kindle・マンガ】

 

日本の中枢にいるであろう復讐の相手を追い詰めるために表と裏から成り上がっていく二人の男の物語。

なんだか、熱くなる。小さな事件の謎解きとその小さな事件の中に横たわっている大きな事件の全貌が少しずつ明らかになっていくのにも引き込まれる。

東京のある警察署で巡査部長をやっている龍崎イクオ。ぱっと見目立たず、デキる男でもなさそうなのに、検挙率ナンバーワン。

東京のとある暴力団員でメキメキと力をつけている男、段野竜哉。

一見、交わらない二人のようだけど、共通の目的を持ってそれぞれの道を歩いている。二人がまだ少年だった頃、大切な人を誰かに殺された。

誰かが逃げて行く姿を目撃し、警察に伝えても聞き入れてもらえなかった。そんな過去を持つ二人が、話を聞き入れてくれなかった警察官とその事件を表と裏の両方から追いかける。男を追いかけるヒントは話を聞き入れなかった時に腕に光っていた金時計。

来年にはドラマ化するらしいので、それも要チェック!

【キーワード】

龍崎イクオ

日々野美月

「法の番人」と「闇の住人」、二匹の龍(ウロボロス)が悪を裁いてやる…!!

段野竜哉

三島課長

悪徳刑事

【引用】

15年前のあの日の朝、この世で一番大切な人が殺された。僕達二人は確かに見ていたんだ。逃げて行く犯人達の後ろ姿を…なのに。僕らの証言を強引に揉み消したのは刑事だった。

世の中で一番他人に無関心な生き物は何だ?正解は都会の人間だよ。

警察という名の大木の樹液の蜜は甘んまいぞぉ…!

何で…何で罪を繰り返す…?

【手に入れたきっかけ】

Kindleキャンペーン!

【オススメ度】

★★★★★

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。