ある年代には残っているだろうマキバオーの思い出を残した上で独立した物語としても十分に成立している「みどりのマキバオー」の続編。
個性あふれる競走馬同士の戦いだけではなく、地方競馬の厳しさなど、世相を感じさせる内容。「みどりのマキバオー」の主人公、ミドリマキバオーの血を受け継ぐヒノデマキバオーは財政が厳しい高知競馬で脚の不安を持ちつつも毎日のように出走してお客さんを集めている。
脚の不安と出走が多いことによって全力を出していないため、1勝も出来ていない。そんなところから物語が始まる。
ヒノデマキバオーに騎乗するのは中央へのジェラシーたっぷりの福留隼人でミドリマキバオーと勘助とはちょっと方向性が違うけど、同じぐらい強い絆で結ばれている。
そんな2人は今日もレースに出るけど、モヤモヤしている隼人は元マキバオーの騎手・勘助と交わることで何かを変えようと動き出す。このレースのゴールシーンは実況の言葉の上手さも含めて必見!
遠い昔に終わったマキバオーの世界の続きに入ることが出来る作品。
【手に入れたきっかけ】
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【オススメ度】
★★★★☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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