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一人の男の悲しくも熱い物語 『修羅の棺 1』(長浜幸子)【Kindle・マンガ】

 

ここまで苛烈な人生も珍しいだろう。

1人の男が女になってまで恨んだ相手を追いかける。その姿は悲しい美しさを宿らせる。

一人の男の悲しくも熱い物語

優しい父親と可愛らしい婚約者を持ち、幸せの絶頂にいた主人公は過去からつながる小さな出来事が何かをおかしくさせ、大きく人生が変わっていく。

全てを失い、自分から全てを奪った男たちを追いかける。自分は女の姿になって。

苦しさの中に美しさが見える不思議がこの作品にはある。蝶のように美しいが、その蝶の心は乾いている。そんな1人の人間の戦いは始まったばかり。

【書き出し】

修羅とは、愛に飢えた哀しき鬼。愛とはすべてを惑わす甘い毒。

【手に入れたきっかけ】

Kindleキャンペーン!

【オススメ度】

★★★★☆

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。