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高校野球の名監督と呼ばれる人の中には微妙な人もいる 『砂の栄冠(2)』(三田紀房)【Kindle・マンガ】

 

高校野球の名監督と呼ばれる人の中には微妙な人もいる。

公立なんかはもとを正せば教員免許を持った先生でしかないことが多いだろうからそんなこともあるんでしょうね。

おじいさんから託された1000万を武器に甲子園を目指す七嶋を主人公にした一風変わった高校野球漫画。甲子園の雰囲気を味わっておくことも大切ということで預かった1000万円に初めて手をつけて甲子園に行くことになった七嶋。

そこで出会ったのは甲子園マニアのおじさんたち。そこで七嶋は”地蔵”になる監督がいるという話と応援されるようなチームになるための方法を聞く。

プロ野球と違って采配を批判されることも少ない高校野球の監督にはそんなイマイチな人がいてもおかしくないんでしょうね。監督は選べない。

子どもの頃に出会う指導者は本当に大切な一方で本人が選べる指導者の範囲が小さいことはアンバランスを生んでいる。ここでの主人公の割り切りは青春スポーツマンガでは絶対に有りえない割り切りだった。

その割り切りはめんどいけど、現実には結構いるのかと思ったりもする。



【手に入れたきっかけ】

Kindleの無料お試しキャンペーン!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。