恋愛が絡みあう。チョコレートとともに。
これまで読んだ少女漫画って1組か2組のストレートな恋愛感情とその周りの青春さを描くものが多かったけど、大人向けっぽい雰囲気も相まって『失恋ショコラティエ』は少し趣が異なる。
美味しそうなとろけそうなチョコレートのように美味しそうでとろけそうだけど、ほろ苦かったり、口の中に残ったりするいろんな恋愛が次々に出てくる。だいぶ、複雑になってきたチョコレート貴公子・爽太自身と周りの恋愛模様。
中学生や高校生ならまだしも、大人になってまで結婚している一人の女性を思い続けるのは厳しいだろう、ということで爽太はサエコさんを想いながらも他の女性と肌を合わせる。そして、爽太に片想い(?)中の薫子さんにも思うところが出てきたり、オリヴィエにも片想いの相手が生まれたりとなんだか、波が立ち始めた。
チョコレートと恋愛はなんだか似ている。固まっているようで固まってない。甘いようでほろ苦い。
【キーワード】
チョコレートの貴公子・六道誠之助
みんなどっかに飛ばされてる
オネエ
欠けてるものなんて何もないよ
いつか絶対俺のものにする
ホワイトデー・バレンタインデー
友達の彼氏と付き合っている
他の人好きになりたいよ
えっちする?
サロン・デュ・ショコラ
【引用】
何が「ライバルは自分」だよ。俺みたいなピヨピヨのペーペーはまず他人と戦わなきゃだめだろ
駆け引きだよ、ハッタリだよ、見栄だよ!カッコツケだよ!!
【手に入れたきっかけ】
Kindleキャンペーン!
【オススメ度】
★★★★☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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