【概要と感想】
なんというか、”キレイなマンガ”とでも言ってみようか。
森の中にある音の出ないピアノ。
森の手前にある色街で”淫売”をしていてる女性が16歳で生んだ一ノ瀬海。
小学5年生の海だけが唯一、森のピアノで音をだすことが出来る。
学校で海はクラスメイトに淫売の息子とバカにされるも、
森のピアノと共に生きてきた海。
有名なピアニストの息子である転校生・雨宮修平と
音楽の先生である阿字野壮介に出会い、物語が進んでいく。
ピアノと人が様々な角度で交わるなんだか不思議なお話。
海がピアノを弾くシーンが印象的。
ピアノを弾いている海の顔と姿、音楽を示す表現が躍動感溢れる。
読んでいるこっちまで音楽が聞こえてきそうなタッチ。
海が修平の家で弾いたオリジナルの「”ラジオ体操”をジャズ風にアレンジした曲」は聴いてみたい。
何かマンガを読みたいけど、特に希望ジャンルがない人にオススメの一冊。
【入手きっかけ】
Kindleでセールをしていたので、購入!
【本へのリンク】
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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