先輩に対して「俺らが甲子園に連れてく！」と思う後輩。そんな後輩を持つことが出来たら、先輩としても嬉しいだろうよ。　『おおきく振りかぶって(21)』（ひぐちアサ）【マンガ】

小檜山歩

11年前

【全体まとめ】

先輩に対して「俺らが甲子園に連れてく！」と思う後輩。そんな後輩を持つことが出来たら、先輩としても嬉しいだろうよ。ドキドキしつつ、頑張るだろうよ。

そんなエースで4番でキャプテンが率いる手強いチームが今回の相手。

夏が終わり、新人戦が始まる。

地区大会を勝ち抜いた西浦高校はシード権を獲得し、秋大会に向かう。1回戦の相手が阿部君の元相方、榛名率いる武蔵野第一高校。小粒ぞろいの1年と、将来はひょっとするかもしれないエース榛名のチーム。

大きな不安は捕手。榛名の幼なじみで、昔からバッテリーを組んでいる秋丸くん。練習不足で、榛名の球を取ること以外は平均以下。そんな秋丸くんへ榛名だけではなく、1年生までイライラする。

そんなモヤモヤは試合へどう影響するのか。

巨大すぎる力を持つ相手とずっと一緒で、なんだか冷めて、諦めてしまっていた秋丸くんの物語がゆっくりと動き出す。他にもなつかしき学園祭の話も。

一瞬で過ぎ去る高校時代。野球だけに打ち込むといってもやれることはやらないと！そして、西浦高校硬式野球部の過去。監督の思いがぼんやりと、少しキツイ事実と共に浮かび上がってくる。

青春を諦めてはいけない。絶対に後悔する。

コンサルタント：日系総合コンサルティングファーム

渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。