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10人いれば10通りの野球論がある。どちらかといえば亜流なクロカン野球は成功するのか!? 『クロカン 1』(三田紀房)【Kindle・漫画】

 

野球好きにはたまらない。『グラゼニ』という野球マンガの主人公、凡田夏之介が作品の中で口にしたセリフ、「男のなりたい職業ナンバーワンはプロ野球の監督!」。プロ野球でなくてもイイけど、野球チームの監督にはなってみたい。

小学生の頃にプロ野球選手になる夢を諦めてからしばらくの間は中学校の社会科の先生になって野球部の顧問になりたいと思っていた。それだけ、野球をやってきた人にとって監督には憧れがある。

サッカーの監督に注目した漫画の代表作といえば、ジャイキリこと、「GIANT KILLING」。野球だったら、このクロカンなのかもしれない。もう一つ、ラストイニングも近いかもしれないけど、こっちの方が古いのと監督に注目する度合いが大きいし、野球監督漫画の元祖なのかもしれない。ぜひ、他の野球監督漫画があれば教えて下さい!

高校野球夏の大会決勝戦から物語は始まる。9回裏の土壇場で一点差に迫った桐野高校。ベンチでひときわ大声で指示を出しているのがクロカンこと黒木竜次。隣にいるのは部長の森岡謙一郎。甲子園初出場まであと、一点というところからスタート。

ザ•高校野球というシーンの中で破天荒そうな監督がベンチに。選手に攻撃的な姿勢を求め、バカになることを求める。もちろん、口調も荒い。そんな中、チームも着実に成長している。甲子園に行きたい。少しずつ浸透してきたクロカン野球はあと少しで甲子園に行けるところまできた。新チームで甲子園に行くことは出来るのか。クロカンの挑戦は続く。

黒木と森岡は元々バッテリー。ただ、互いの野球では勝てないと言い切る。

10人いれば10通りの野球論がある。どちらかといえば亜流なクロカン野球は成功するのか!?

【引用】

チームワークだあ?そんなカビ臭せえ看板、俺の目の前に持ってこい。小便ぶっかけてやる。

【手に入れたきっかけ】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。