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物語が人間同士かつ案山子同士の戦いとなっていく 『神様ドォルズ 2』(やまむらはじめ)【Kindle・本】

 

田舎の物語が都会で大きくなり、1人の少年を巡って匡平の周りがめまぐるしくなる。

案山子を神として崇める村で生まれた匡平は閉鎖的な村から逃れるために単身、東京でN大に通う普通の大学生活をしていた。そんな中、過去、大きな事件を起こした阿幾が独居房から姿を消して、匡平の目の前に現れる。

地元の村は大騒ぎで匡平の妹や、匡平が生まれた枸雅家のライバル、日向家からも刺客が送り込まれ、東京で戦いが大きくなっていく。本格的な案山子同士の戦いが描かれるとともに、村で昔から権力争いをしていた枸雅と日向なる2つの家の存在も明らかになる。

玖吼理だけじゃなく、暗密刀、宇輪砲、武未禍槌など、他の案山子も現れ、それぞれの案山子には特殊能力が備わっているようで、物語が人間同士かつ案山子同士の戦いとなっていく。

案山子を見ていると不思議な気分になるのは自分だけでしょうか。日常SF制限バトルマンガなんつーところ。

 

【キーワード】

町中の戦い。第三者登場

暗密刀

宇輪砲

武未禍槌

枸雅家

日向家

 

【手に入れたきっかけ】

Kindleのキャンペーン!

・オススメ度

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。