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【マンガ】どんな現実のボクシング世界戦よりも引き込まれる試合前の王者と挑戦者のやりとり。 『はじめの一歩(37)』(森川 ジョージ)

 

7年前に負けた無敗の世界王者リカルド・マルチネスに挑戦する主人公を唯一破った相手、伊達英二。
2人のやりとりにしびれる。

【入手経路】

ブックオフで目について、好きな試合だったので購入したのかな。

【概要と感想】

主人公、幕之内一歩のライバル、宮田一郎の東洋太平洋王座戦が決着し、
一歩との試合が望まれる一方で一歩が唯一敗れた相手、伊達英二の世界戦が決まる。

相手は7年前に負けた相手、リカルド・マルチネス。WBA世界フェザー級王座。
62戦62勝58KO、世界王座17回防衛のスーパーチャンプ。

1度負けた相手に7年越しに挑戦する伊達の想いに迫るのがメインの37巻。

そして、ゴングが鳴り、第1Rの攻防。7年前にKO負けをしたのは、第2R。その行方は。

ボクシングの試合前に挑発し合うのがよく、テレビで取り上げられる。
フライパンを曲げたり、何かをプレゼントしたり、コメントで挑発しあったり。

ただ、ここまで深みのあるやりとりはあるのか、と思うぐらいのやりとりがある。

マンガだからねぇ…と言い出すのは野暮ってもんよ。
多くの人に期待される人間が周りの人に見せる姿の見本なのかもと伊達に憧れる。

はじめの一歩はアニメ3期が今回の秋アニメで放映されるので、そちらもぜひ、見てください!
熱い闘いにしびれましょう。

 

【引用】

メキシコからはるばる私のためにベルトを運んできてくれた(113)

彼には…何も期待しない方がいい。(114)

世界の上の方にいくとなあ勝つための方法論とか理屈じゃねえんだよ。ヤツより、強くなるしかねぇのさ。(127)

必ず勝つ!オレがオレであるために!!(135)

世界のてっぺんで待ってるからよ!(154)

ずっと僕の目標でいて下さい(154)

【本へのリンク】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。