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「~になりたい」から「~になれなかったら」を考え始めるのがある意味”大人”の階段を登ること? 『アオイホノオ(2)』(島本和彦)【Kindle・本】

「~になりたい」から「~になれなかったら」を考え始めるのがある意味”大人”の階段を登ることなのかもしれない。

小学生、中学生、高校生と年を重ねるに連れ、多くの人はなりたいもののイメージを身近に置き始める。身近に置かずに諦めなかった人がビックになったり、小学生の頃に思っていた夢を叶えているとか読んだことがある。

そりゃ、小学生の頃の夢を叶えられたらいい。ただ、多くの人はそうはならない。なまじ、夢を諦めていないと大学生ぐらいでドギマギすることになる。マンガ家を目指すこの漫画の主人公、焔燃もその一人なのかもしれない。

マンガ家になることが当たり前だと思っている焔になれなかったらどうするのかと問いかける友人。心配になる焔。ただ、ウジウジしながらもマンガ家になることを諦めていない焔は行動を起こす。それは自分の実力を本当に試すことになりそう。さて、どうなるのか。

根拠の無い自信とひねくれながらも漫画に向き合う日々がマンガ家を育てるのかもしれない。

【キーワード】

8ミリライブラリー

ビデオデッキ

VHS方式・β方式

~になれなかったら

持ち込み

【引用】

何もすることができない…あまりにも力いっぱい非力な存在…

あまりの自分の力の無さ加減に絶望的になる時もよくある若い時代。いつかは自分もなんとかなると、漫画の言葉を信じていくしかない時もある。

【手に入れたきっかけ】

KIndleのキャンペーン!

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。