【要点】
1:満員にならないとクビになる公演当日に倒れた吉永に会いに行くために公演をすっぽかして病院に向かったみのりを呼び続けるAKB劇場でのみのりコール。コールが終わる前に劇場に辿り着いたみのりと研究生に出た結果は満員御礼。
2:クビにならずに済んだ研究生のセンターであるみのりはAKBの主要メンバーから目をつけられる。大島優子と渡辺麻友というキャラとチームの違う2人にチームに来るように誘われ、それぞれがアイドルとして活動している中で考えていることを肌で感じる
3:研究生はそれぞれがチーム入りを気にする中、アイドルの厳しい現実が目の前に迫っている。
チームから個人の戦いに変わっていきそうな雰囲気。AKB49、第一章終了と第二章の前振り。
選抜総選挙やじゃんけん大会でメンバー紹介が行われる際にそれぞれがどのチームに所属しているのかも含めて紹介がされるけど、AKBに詳しくない自分は全く気にしていなかった。
それぞれのチームにはカラーがあって、詳しい人にとってはそれなりの意味があるようだけど、やっぱり個人の存在が大きくなってしまう。
チームとしてやってきた中でも最終的には個人として戦っていかないといけないのがアイドルの世界。チームとして目標を達成した研究生の目の前に個人戦という厳しい現実が開かれる。
第一章のクライマックス、満員にならないとクビになる公演の描写は音が聞こえてくるぐらい惹きつけられた。アイドルってエエやんなんて思ってしまう。
【キーワード】
みのりコールが鳴り止まない
浦山実なんだ
サナギが蝶になるその瞬間
あんなに可愛かったか?あんなに美しかったか?
生き方が公演
大島優子、渡辺麻友に呼び出し
本当のアイドルになるために
仲間の手を離さなければならない
【引用】
秋葉原というステージを包む無限のサイリウムのようだった
私たちはバカみたいに信じるのが大の得意なのさ
【手に入れたきっかけ】
KIndleキャンペーン!
【オススメ度】
★★★★★
小檜山 歩
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